«  2017年7月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2017年7月27日


みなさん、カリソルブペリソルブというスウェーデンの歯科用のくすりについてご存知ですか?

 簡単に説明すると、
 
カリソルブはむしばで穴が開いたところにつける液体で30秒しみこませて待っているとあら不思議、虫歯菌によって傷んだところが柔らかくなって、機械で削らなくても手で小さな耳かきのようなもので除去できるという優れものです。

 ペリソルブは同様に硬い歯石がくすりにより柔らかくなり歯を痛めることなく取り去れるというものです。

 子供用のキッズソルブというのもあります。

あんまりにも良くて治療しながら当の歯医者感動しちゃいます。

 そんなに良いものがなぜ広まらないのか?

 理由はひとえにくすり代が高いからです。( ただし高いと思うかは人による )

 歯一本あたりやく5000円します。かぶせものや歯石除去代は別です。

 くすりの仕入れ値で歯3~4本分塗れるくらいの量で約20000円します。

 特にペリソルブは密封パックあけて30分くらいでくすりのききめ落ちてきますから基本使いきり です。
 
 過日かの六本木ヒルズでの研修会に出た折、

   スウェーデンのイエテボリ大学のピーター・リングストローム教授

  に私のつたない英語でいろいろ質問してきいてみたら、あちらでは

   歯一本あたり約144ユーロ日本円で18000円 ( 1ユーロ124~125円)

 という事でした。

 当然日本の法律では保険の規格からはずれますからくすりをつかったあとのかぶせ物も自費になります。

 当日へやにいた約20人ほどの東京の先生はそんなの当り前でしょうという認識でした。

 東京では1歯20000円ほどの料金です。これより安い先生はかぶせ物高くてけっきよく同じです。

 そもそも普段からかぶせもの保険でやっていない先生ばかりですから患者もOKします。

 できるだけ歯を削りたくなくて、さらに少しでも痛いのイヤという患者さんは皆さん希望されるようです。

  金歯や白い歯にお金を出すのと違って、目に見えない下準備に払う費用に同意を得ること難しさがあります。

 横浜に帰ってきていつも思う事ですが

 多摩川の向こう側は違う世界のワンダーランドです

  当医院はドッグベスト・ペリソルブ・カリソルブの最強コンテンツありますがふだん希望者はありません。

 患者さんにも治療費選択の自由はありますので、やむを得ないしそれでかまいません。

 ただ希望されたとき、歯医者としてはうちではその新治療法はありませんとは言いたくないだけです。

 世に曰く  

 歯科には4種類しかありません

 高いけれどよい歯医者

 高いだけでダメな歯医者

 普通の歯医者

 安いけれどダメな歯医者 以上です。

 プロから見て

 安いけれど良い歯医者はありません。

  できるだけ治療の説明をよくするとかはできますが,

その他はなにかアヤシイ治療か 院長が生活犠牲にしているかでしょう。

  自分にとっていい歯医者を探す基準聞かせてくれれば相談のります。

  お金? 人柄? 予約にうるさくないところ? 最高水準高額治療?

  おしえてね。日中ひまな時間帯ならアドバイスします。

  すっごくよい治療法があるけれど近寄ってきませんネ。


  みなさん自分で4種類の歯医者のどれかを選ぶようです。

2017年7月 4日

 一年中いろいろな雑誌や本で歯科の特集があります。

 どんな歯科医院が良い先生なのか皆さん判断に迷います。

 一日あたり少数の患者さんを相手にじっくり話を聞いてくれるところはそれなりに費用もかかるし、

 保険主体で経営上当然数多くの患者さんをみなければやってゆけないところに高望みをしても無理があります。

 要は患者さんが自分の治療にどれだけの手間と費用をかけるか方針を決めてどこかの歯科を探すというわけです。

 患者さんが通院の都合と予算と先生との相性によって先生を探すわけです。

一番大事なことがあります

 治療器具をちゃんと滅菌消毒しているか

 ということです。

 みなさんどうしたらわかるか?

 診療時の領収書が一番わかりやすいポイントです。

 現在、国の一定の基準をクリアーした歯科医院には厚生省がごほうびに点数加算してくれます。

 これらの基準合格医院は

 初診料 259点  再診料51点

 となります。日本中同一です。
  
 外来環境加算

 という加算点数です。

 すなわち

 大学病院が初診再診料少し高く

 つぎが基準クリアー歯科の259点

 その他259点もらえない歯科
 
 となります。明細領収書みればすぐわかります。

 よくわからずにためしに受診してみるわけにはいかないと思う方は

 基準をみたしているか厚労省のホームページで公表されています。

 パソコンで

 関東信越厚生局にゆき

 施設基準の届出等 ⇒ 神奈川事務所 ⇒ 所管法人等 ⇒ 保険医療機関の施設基準の届け出受理状況 ⇒ 神奈川県 ⇒ 歯科(PDF)

 ここまでゆくと横浜中の歯科の一覧表がでてきます。

 あおば歯科157番は当然 外来環

 をはじめとして各種基準を取得しています。

 高級そうな歯科やテレビや雑誌にでるやさしそうな先生もなぜかアウトです。

 基準をクリアーするのは簡単でごほうびに初回25点250円 再診時5点50円もらわないのは

 やはり高額な設備投資と維持費用がかかるからとおもわれます。

 たかが数百円じゃメリットないからということよりも滅菌は歯医者の義務であるし
働いているスタッフに院長が後ろ指さされないようにしなければなりません。

 歯医者をえらぶには建物とか先生とか以前の入り口の入り口で考えましょう。

 残念ながら現在全体の3割以内の歯科しか基準を取得していません。

 誤解のないように補足しておきますが上記はあくまでもひとつの目安であります。

 新規開業や家賃でみんな大変なのね

 どれどれ ふーん 先生はやく基準とってね

 歯医者やるなら

 ベンツ買うより滅菌費用かけよう

2017年2月 5日

 
 このブログも更新できずにすこし時間があいてしまいました。

 昨年一年はいろいろなことを考えされられる一年だった。

 肉親が重い病になり病院から緩和ケアを経てさいごはけむりとなって空に昇ってしまった。

 ホスピスは順番まちでむりということで相当高額な施設に入れてもらったのはやむをえないけれど、ある日部屋のそとで男性ヘルパーが暴言をはいているのをききながらわたくしがへやに顔を出したときにふりむいた男性ヘルパーのギョッとしたおどろきの顔は忘れられません。うんと高い費用のところでも結局人間しだいであるということです。

 いらいらすることもある医療系のしごとですが、お金のもんだいではなく仕事に向いていない人もいます。

 そのほかたくさんの考えさせられることがありましたが、反面教師として自分は仕事に取り組んでゆきたいと思います。

 明るい話でなくてごめんなさい。

 型取り一回で上下ぼろぼろの多数の歯が二度目の来院の本日全部入ると思い込んでいて40分もどなりまくってかえっていったわがまま男性老人患者にめげてしまい。心が折れそうになったのでつい愚痴ってしまったわたくしです。

 天に召された肉親はがまんしてえらかった。すこしでもみならいたいとおもいます。

 もしある日わたくしが疲れていて多少あいそがわるかったらごかんべんくださいネ。

 

 

2016年11月12日


きょうは群盲象をなでる(群盲象を評す)ということわざを考えてみたいと思います。
 
仏教に出てくるよく知られたことわざで視野の狭い人をあらわすたとえ話です。
 

 鏡面王は言った、「すぐに、象の所へ連れて行ってやれ」、家臣が王の命を受け、この盲人達を象の元に連れて行き手を引いて、盲人に示した。中には、足を触る者、尾を持つ者、尾の根本を持つ者、腹を触る者、脇腹を触る者、背を触る者、耳を触る者、頭を触る者、牙を触る者、鼻を触る者がいた。盲人達は象について、各々の見解を争い、自分は正しく他の者は間違っていると収拾がつかなくなった。家臣は王のもとに連れて帰った。王は、「お前達は象を見たことがあるか」と聞いたが、見たことはないと答えた。王は「象とはどういうものだ」と聞いた。足を触った者は「大王様、象とは立派な柱のようなものです」と答えた、尾を持った者は箒のよう、尾の根本を持った者は杖のよう、腹を触った者は太鼓のよう、脇腹を触った者は壁のよう、背を触った者は背の高い机のよう、耳を触った者は団扇のよう、頭を触った者は何か大きなかたまり、牙を触った者は何か角のようなもの、鼻を触った者は「大王様、象とは太い綱のようなものです」と答えた。そして、王の前で「大王様、象とは私が言っているものです」と再び言い争いを始めた。鏡面王は大いにこれを笑って言った、「盲人達よ、お前達は、まだありがたい仏様の教えに接していない者のように、理解の幅が狭いのだね」。


 すべての者が言っていることは正しいがそれでわかった気になってはいけませんというお話ですが、わたくしはこれを違ったたとえ話として日常こころのすみにおいています。


 ある人を評するに悪いところだけどんどんあげてゆけば極悪非道の人物像になり、いいところをあげてゆけば良いイメージができあがります。ひとや物事にはいろんな面があるということです。


 一年中完璧に良い人でいることは不可能であるし同じ人のなかに善良なひとと、すねたり時にはふてくされるあるいは人をうらやましがる自分が同居しています。


 何々先生はこんなところがあるとか、こんなキャラだということを聞いたり、良い点や悪い点をきかされて、すべて事実であっても、それであなたはどうしますかと自身で判断して結論を出すだけです。


 大げさなことを言えば、歯科の主治医も夫婦も同じです。

親子兄弟親戚はそう簡単に他人になれませんが、歯科や夫婦はあしたからいつでもバイバイできます。踏ん切りの問題だけで、毎日けっこう緊張関係を有しており、先のことは未知数です。


 かくしてわたくしも、日々あたらしい朝を迎えながら、今日もわたくしが夫でよろしいでしょうか?

 ハイハイごもっともです、はいすいませんね、反省します、よろしくね、とくらしております。

2016年10月 3日

2016年下期より歯科医院は3種類のグレードに分類され、同じ歯の治療を受けても医院により保険料金がちがいます。

 まず、歯科を開業してふつうの歯科として診療する際は公定保険料金で診療が行われます。

 つぎに第二段階として救命救急の訓練や器具の消毒滅菌や削りかすや空気中の粉じんの浄化装置などやAEDなどを充実させると外来環境基準という上級認定をうけると点数が加算されます。

 さらに第三段階へ進みより一層整備充実強化してゆくと、機能強化型歯科医院の認定を受けるようになります。あおば歯科はこの機能強化型歯科になりました。

 この上のレベルは個人開業医でなく大学病院クラスになります。

 消毒や機材を充実させるのは患者にとっていいことばかりなのですが、診断も各種の機材が充実した結果、支払が数百円ふえることがあります。

 たとえば、奥歯がうんでいるときや親知らずの根の状態を見るのにはデジタルレントゲンで1200円かかりますが、患者の経済状況もいろいろで、撮影するのに気を使います。

 医療の質の向上と国は建前を言うけれど、実際の現場では患者さんの支払い能力の限界にきています。

 もうこれ以上保険の公定料金あげてくれても逆に患者は歯科に通えない人もでてきます。

 保険診療のなかでも腐食に強いCAD冠(ほけんで数千円)、こどものフッソシーラント予防一歯400円だって払えないひとにはいまでも厳しいでしょう。

 最近あおば歯科では自費のカリソルブ(虫歯だけを溶かしてのこりの歯はのこす薬)や以前からあるドッグベストセメント(神経をまもる薬)などあまり歯を削らないで歯を長持ちさせる材料を充実させていますが、使う機会は今後どれだけあるでしょうか私にもわかりません。これから世帯間または世代間の経済格差はもっとひどくなるかもしれません。

 少しだけよい薬を使えばよい効果がえられるのですが、目に見えない部分に払う費用は理解を得にくいのだと思います。現実にはドッグベスト(2160円)つかうのでさえ遠い世界のはなしです。

2016年7月 6日

 先週と今週の週刊ポストの記事で、歯科治療で使用する金属は腐食するし、かえって体に害があるという内容の告発キャンペーンがありましたが、これについて考えてみましょう。

 まず、日本中の歯科の先生が保険での治療を希望する患者に使用するのは12%パラジウム合金と決められています。国の検定をうけた素性の明らかなものしか購入できません。安くてあやしいものは購入不可です。金銀の相場の変動で一年中値段が変わりますが品質は均等です。業者の言い値で購入させられます。

 このような理由から文句をいうなら行政当局にいうべきで、こんな金属よりもっと質の高いものを指定しろと国民が声をあげるべきでしょう。

 もっとも、今使用している金属でも奥歯の金属冠は患者が3割負担で型取りと製作物で約4000円前後なので、もっと良い金属を使用してもう1000円ぐらい払ってもいいですという人と、オサイフきびしいですという人などいろいろです。

 初診の方の問診表には、よく保険でできるだけ安く、よけいな説明不要とか、時には口頭でもはっきり言う人も多いので患者さんがいきなり自分の体に値段をつけてベニヤ板でいいからと言っているのを、こういう選択肢もありますなどと、よけいな親切心をおこすとトラブってあだになります。

 ほけんで喜んで治療対応いたしますが、中途半端な知識な半可通で、くいしばりがひどいのに奥歯の銀歯いやだから何度もプラスチック詰めるよう希望するなど、無理なケースもあります。

 あなたのばあいはこういう方法もありとか聞きたくないというのがよくわかりません。

 もっとも、一番混んでいる時間に長時間質問されても、ひるまのヒマな時間のようにはいかないことも多いです。

 とりあえず歯医者くるとき歯を磨いてきてね。たくさんのネギとか、わかめをピンセットでとることから始めることもよくありますから。

2016年3月28日

 一年のうちで年末に次いで忙しい3月があとすこしでやっと終わりそうです。
 
確定申告の時期は患者さんも忙しくて予約時間の変更もしばしばです。その半面3月は転勤や就職や卒業の時期で、できるだけ早くやってくれという希望も多くて大変でした

 ひと山越えたと思ったら、いよいよ花粉症のシーズンになりました。

 歯医者にとって、花粉症のなにが困るという事かというと、患者の鼻がつまっていると、治療中に息が苦しくて大変な人が多いと言うのと、鼻の通りがわるくて口呼吸になり、歯肉が乾燥して弱り、知覚過敏や歯周病が進行しやすいということです。

 歯医者では花粉症は直せませんが、歯肉の元気さを維持するために定期検診にご来院ください。

2016年1月18日

あたらしい年をむかえて診療に取り組む毎日です。

 最近のニュースで目を引いたのは、東京の京急立〇川駅前の歯科で歯科助手に診療行為をさせて6年間でなんと4億8千万以上の収入を得ていたという容疑で警察の手入れを受けたとの内容でした。
 この助手さん52才は院長42才より年上ですから、いままで相当無資格診療のキャリヤを積み重ねてきたと思われます。

 医院のホームページを見ると素敵な内容であるし、口コミサイトでもみんなでおすすめですと書かれていますね。

 でもいくら歯科助手に怪しいことをさせているにしても、6年間毎年8000万の売り上げを上げるという事は数多くの患者を診るにしてもなんらかの工程を手抜きしているのではと思ってしまいます。

 もし先生一人で相当数をこなしてもこの売上は困難ということは歯科医なら想像できます。

 評判もよくて、はやっているのは消費者のニーズにもあっているのでしょう。

 でも普通ほとんどの先生は、ここで誰かがかわりにやってくれたら遅れを取り戻せるし、患者を待たせなくて患者受けもよくなるだろうと思っても、倫理が歯止めをかけます。

 ダメなことはダメです。
 
でもね、やっぱり駅前で遅くまでやっていて、うるさいこと言わないコンビニ歯科の需要はすごくあると思いました。

2015年11月30日

 ブログというよりお知らせです。

  来月準備完了しだい、予約は受け付け窓口か電話のみに変更いたします。

 全然来ないような人にネット予約をたくさん取られてしまって診療が成り立たなくなりました。

 さらに多数回変更してゆく人や来ないのに予約入れる人によりシステムが運用できません。

 4~5人は来るはずなのに全員すっぽかしで2時間ぐらいやることないということもあります。

 これを放置するとよくある歯科のように、キャンセルみこんでぎゅうぎゅうに予約入れて待たせて説明してくれなくて遅れを取り戻すように削りまくる歯科になりますので、緊急事態として当分のあいだこのような対応とさせていただきますので、ご理解ご協力のほどお願いいたします。

 歯医者困らせるにゃ刃物はいらぬ、予約サイト荒せばよい。

2015年11月12日


 だいぶ長いこと更新していないので反省してます。

 今日は近況報告だけいたします。まえにも同じことを書いていますがキャンセルの話です。

 最近はネット予約の弊害でしょうが、気軽に予約いれて当日こないドタキャンが増加中です。

 当日来ない人  月間  34 人(8月) 35人(9月) 40人(10月)そのうち電話くれた人 23人(8月)23人(9月)27人(10月)  無視  11人(8月) 12人(9月) 13人(10月)

 そのほか当日より前の変更はもっとあります。1回の来院に何回も予約変更も多いです。

 
予約が混み合ってくると自分の都合のいい日がとれなくて、とりあえず順番押さえとくんでしょう。

 何回も変更して一か月の間に予約が何コマも入ることもあります。これやられると、当日より前の変更でも予約ぐちゃぐちゃになります。


 皆さん悪びれずに何回も変更するけどホントにホントにホントに困っています。さすがに30人超えてくると大変です。

 上記の人たちによる混乱がなければナンボでも急患対応の時間ひねりだせます。

 みんなきちんと来てくれたらすこしは急患割り込ませる時間作れて喜んでもらえると思います。

 めげずにがんばります。

あおば歯科医院 院長 高啓民
あおば歯科医院
http://www.aoba-dental-clinic.jp/
院長 高啓民

みなさんこんにちは。あおば歯科医院 院長の高啓民です。
新子安に「あおば歯科」を開業してから早28年。親子3代でいらっしゃる患者さんなども多く、地域の方々に支えられながら信頼関係を築いてまいりました。古い文化を大切にしながら新しい文化にも敏感な横浜という街は、私の理想とする医師像そのものです。

お口の中に関する悩みは何でもご相談いただきたい。「歯のコンシェルジュ」として一人ひとりの患者さんをサポートしていくことで、生まれ育った大好きなこの街に住む方々のお口の健康をずっとお守りしていきたいと考えています。